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日向ぼっ子の大江戸散歩

現代のルーツ江戸を学んで今を探る

洋妾?!

未だ6月なのに梅雨明けになりましたねぇ。ワールドカップで日本のグループ突破は、コロンビア戦・セネガル戦ではツキがあり、ポーランド戦の苦汁の選択も戦術勝ちだったのでしょう

梅雨明けとワールドカップの戦いで熱帯夜が続きそうですよー

そんな中 お鈴さんが 『洒落倒し300』 を丁寧に読んで、フリガナ間違えや疑問を連絡してくれました。

「安政4年(1857)5月22日お吉ハリスの側女に3日後解雇」 の項目に3カ月後ではないかと、ヒナは以前に読んだ本で3日後だと記憶していました。

そこで改めて調べてみると 「唐人お吉」 のことが書かれたものは、昭和2年(1927)に村松春水が 『実話唐人お吉』 の題で小説としたのが、お吉のことが書かれた最初の物だったようです。

        ハリス ハリス

下田の売れっ子芸妓だったお吉には相思相愛の相手がいました。奉行所の命令により恋人と別れ、ハリスの妾にされますが、ハリスに献身に仕えました。

3か月後 村に戻ると、唐人の妾となったことで村では疎外されたので、横浜に行くことになりました。横浜で恋人と再会して結婚するのですが、お吉が酒に溺れたために離婚してしまいます。

人の助けで妓楼を出したりしますが、商売も上手く行かず、最後は乞食になり入水自殺をしたというのが通説のようです。

           お吉 19歳のお吉と云われている写真だが、写真技術とお吉の年齢が一致しない       

お吉は斎藤きちという実在の人物で、下田では母と共に船頭の洗濯女をやっていたというのですが、港の洗濯女とは大方身を売る女たちです。

ハリスが体調を壊したので、通訳のヒュースケンが日本側に看護人を求めるのですが、日本側は看護人を妾と勘違いしたというのですね。

           ヒュースケン ヒュースケン

お吉は支度金20両 年手当120両でハリスの侍妾(側女)となります。このときヒュースケンの相手となった おふくは支度金20両 年手当90両だといわれています。

おふくはヒュースケンのもとに5ヶ月居て、家に戻り結婚し船宿の女将になったといわれています。

ところがお吉は3日後に実家に戻されます。

その理由はお吉に腫れ物あったというのですが、ハリスは敬虔なクリスチャンで生涯独身、童貞だったという説もあります。これ結構有力な説のようですよ。

ハリスの希望は看護人であって妾ではなかったとか、お吉が商売女だったから気に入らなかったともいわれていますね。

お吉が退いて2ヶ月後の7月10日に、母と姉婿が奉行所に生計の途が断たれ困窮しいると嘆願書を出しました。この嘆願書は残っているといわれています。

嘆願によりハリスは30両を出し、解雇金としたというのです。

その後ハリスには2人の10代の娘が仕え、ヒュースケンには、おふくを含めて4人の娘が仕えていて、ヒュースケンが殺害されたときまで世話されていた娘は、男子を出産しています。

庶民の女の人の歴史は記録に残ることが少ないので、3日で戻されたのか3ヶ月であったのか不明ですが、5月にハリスのもとに行ったお吉の親族から、7月に嘆願書が出されたのであれば、3日で戻された説が妥当かなと。

歴史には曖昧なものや小説などで脚色され通説となるものが多くありますが、様々な史料から推理するのも、歴史好事家の楽しみではないでしょうか^ ^/


お鈴さんの指摘項目を書きますので、訂正して下さい
P31の3段目 強行→凶行 P66題醐寺→醍醐寺 P72藤原惺窩の名前の読み→せいか P78采覧異言→さいらんいげん P204弁財船→べざいせん P140野呂元丈の生れ年1694年が正しい P180亨保→享保 

P163琉球王国参府の謝恩使と慶賀使の説明が逆になっている 
P60家康の婚姻政策で満天姫が福島正則に嫁いだことになっているが、満天姫は正則の息子の正之に嫁ぎ、正則の継室 昌泉院は家康の養女でした
P67武林唯七は一番槍でなく切り捨てたと、忠臣蔵ファンのお鈴さんの弁でした。






▽コメント

 

送信トラブルがあったようなので重複したらカットして。
同級生が肉屋でよく遊びにいきました。
と殺所からきた牛を押して切る「洋ノコ」で解体する職人も
5・6人いる大きな店です。
 祖母の話では「奥さんは元ラシャメン」だよっと、
子供心に不思議な響きがいまだに忘れられません。
チョット思い出したので。

 

昭ちゃん、お吉も明治20年代まで生きていたようですから、
昭ちゃんのお祖母様なら、ラシャメンをご存じでしょうねぇ。
以前の家の並びにも肉を解体して、お店に卸していた所がありました。
その内に引っ越してしまったのは、大きな通りでの肉の解体は不向き
だったのかも知れません。

 

トラックがら手・足先・首のない遺体を何頭も
担ぎ入れるって確かに異様です。
だから「アンぺラ」も知っていますよ。

 

昭ちゃん、アンペラって何?知らないです。
明日 台風が九州へ行く様で、風雨強そうなので、気を付けてね。

 

姐さん南方系の敷物で日本で言えば茣蓙です。
これを肩に乗せて大きな牛一頭を交代で冷凍庫に運びます。
 今度の台風が割と直進で長崎あたりに、
気圧計で観測中です。

 

昭ちゃんの説明で、アンペラが何か分かりました^ ^
さすが、昭ちゃん色々知ってるし、台風が来ると気圧を計るのも、すご〜いなぁ!

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Author:日向ぼっ子
小千住生まれ、大千住育ち 江戸が大好きなおきゃんな中年増で~す。
江戸文化歴史検定1級取得


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