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日向ぼっ子の大江戸散歩

現代のルーツ江戸を学んで今を探る

矜持を失くした奴ら?!

今話題の大学は、長州藩の山田顕義が明治22年創設した日本法律学校を前身としているのですね。

明治以降の山田の経歴はかなり優秀なものですが、幕末には松下村塾で吉田松陰に学び、大村益次郎から兵法を学んでいます。西郷隆盛から 「あの小童、用兵の天才でごわす」 と言わしめたといわれています。
       
           山田顕義 山田顕義

岩倉使節団に加わり欧米を視察した時に、ナポレオン法典に出会い 「法律は軍事に優先する」 と確信したというのです。

その創始者の精神とはかけ離れたルール無視を教唆した者が学校を運営して、その権力者が若者の未来を奪い取ろうとしていることに憤りますよ。

歴史から若者を潰す卑劣な行為を考えた時に、即座に浮かんだのが大西滝次郎でした。

         大西滝次郎 大西滝次郎

大西は 「日本を救い得るのは30歳以下の若者である。彼らの体当たりの精神と実行が日本を救う。現実の作戦指導も政治もこれを基礎にするべきである」 と特攻隊を編成するときに語っていました。

「会津藩が敗れたとき、白虎隊が出たではないか。ひとつの藩の最期でもそうだ。いまや日本が滅びるかどうかの瀬戸際にきている。この戦争は勝てぬかもしれぬ」 と敗戦を海軍軍人として分かっていての言葉です。

昭和19年(1944)10月20日大西は24名の若者を前に 「日本は正に危機である。しかも、この危機を救い得る者は、大臣でも大将でも軍令部総長でもない、もちろん自分のような長官でもない。それは諸子の如き純真にして気力に満ちた若い人々のみである」

「皆は、既に神である。神であるから欲望はないであろうが、あるとすれば、それは自分の体当たりが、無駄ではなかったかどうか、それを知りたいことであろう。しかし皆は永い眠りに就くのであるから、残念ながら知ることもできないし、知らせることもできない。だが、自分はこれを見届けて必ず上聞に達するようにするから、そこは安心して行ってくれ・・・しっかり頼む」 と語りました。

特攻を続ける理由を聞かれると 「ここで青年が起たなければ、日本は滅びますよ。しかし、青年たちが国難に殉じていかに戦ったかという歴史を記憶する限り、日本と日本人は滅びないのですよ」と答え 「日本精神の最後の発露は特攻であり、特攻によって祖国の難を救い得る」 と確信していたというのです。

大西は、零戦に250kg爆弾を抱かせて体当たりすることが、確実な攻撃法だと考えたのです。

特攻を言い渡された若者は、ドラマのようにカッコ良く毅然としたのではなく、泣き崩れたり、引きずられて飛行機に搭乗したという話もあります。

大西は8月16日自刃しますが、敗戦による責任を死ぬことで逃れた、この国は若者を滅ぼすことが伝統なのか。

今回のことは自分の名声のために、周到に計画して、純真で気力に満ちた若者を追い詰め、行動せざるを得ない状況にしたことを世間は分かっています。

被害が重篤なものにならなかったことが幸いでした。

美しい国を標榜した政治家が自らの手で醜い国に変える様なことばかりしたり、若者の希望を潰す権力者が現れたりと、矜持を失くした奴が目に付くことばかりが起こっていますねぇ。






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Author:日向ぼっ子
小千住生まれ、大千住育ち 江戸が大好きなおきゃんな中年増で~す。
江戸文化歴史検定1級取得


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