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日向ぼっ子の大江戸散歩

現代のルーツ江戸を学んで今を探る

日本問答?!

今週は急に夏のような暑さになりましたねぇ。昨日は元の会社のOB会の地域連絡会に出席したのですが、帰りの地下鉄の冷房は半袖では、まだ寒かったですよー

OB会の会員を2025年までに3000名にする計画を立てているとの説明に、思わず増やす目的に突っ込んでしまいました。OB会なのに何で会社と同じような発想なのか、もっと緩やかな集まりで良いのではと・・・。

利益を考えない人の集まりは、緩やかにいい加減な方が続くと思いますね。

利益を考えないと云えば、広目屋さんの 『洒落倒し300』 本の当初500部がほぼ完売して、増刷をすることになりましたよ。

ヒナブログから購入の方は、郵送料込みで1500円ですが、これから依頼する本屋やアマゾンでの販売はマージンが取られるので、1800円税別になるそうです。アマゾンのマージンは高額だと嘆いていましたね。

先日 ふらりと本屋を覗いて見つけたのは 『日本問答』 法大総長の田中優子氏と千夜千冊をブログに掲載している松岡正剛氏の対談本です。歴史の隙間の説明が、江戸時代を起点に古代から現代に渡って広く書かれています。

        日本問答

儒学は長い間天皇や公家の学問であったのを、何故江戸幕府は儒学の朱子学を幕府の官学としたのか。戦後教育を受けた私たちは、四書五経が何であるか全て答えられないし、内容もほとんど知らないですよね。

儒学を日本に伝えたのは真言僧の俊芿(しゅんじょ)で、学問として定着させたのは、臨済宗の渡来僧 一山一寧や蘭渓道隆で以降、京都・鎌倉五山で研究されたというのです。

誰もが理に従って生きるべきと説く朱子学は、君臣の身分を固定化させたい幕府の大義名分になりえたというのです。

それともう一つには、徳川将軍家の正統性をつくることで、家康は秀吉の朝鮮半島を征してから明に入る 「仮道入明」 ではなく、中国の根本的イデオロギーを欲し、儒学を正統性のロジックとして使おうとしたのではないかと推論します。

天皇と中国皇帝の関係を明示化するために、林家に朱子学をマスターさせ、天皇を中華秩序に位置付け、その天皇から任命された征夷大将軍の地位が、より安泰になると考えたというのです。

しかし漢民族の明が衰退し、女真族の清王朝に変わる時期になると、中国は正統の中国でなくなり日本は日本としてやらなければならなくなったというのです。

その中国の不安定政権がヨーロッパとの貿易の妨げとなり、肥前磁器(伊万里焼)が大量に輸出されるようになったのです。

時代が下がると朱子学は、町女たちでも論ずるようになるのは式亭三馬の 『浮世風呂』 でも書かれていますね。

日本問答は、日本を論ずる上で推論も交えているところもありますが、歴史の細かい部分が分かって面白いと思ったので、江戸あいとに紹介したけど、余り興味がなかったみたいで、ちょっと残念^^;






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Author:日向ぼっ子
小千住生まれ、大千住育ち 江戸が大好きなおきゃんな中年増で~す。
江戸文化歴史検定1級取得


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