日向ぼっ子の大江戸散歩

現代のルーツ江戸を学んで今を探る

智の人100年早かった?!

先日 江戸仲間の遊さんが教えてくれた 「南方熊楠」展を、見て来ましたよ。

     ポスター

南方熊楠は、100年早かった智の人と云われていて、自然史や民俗学等々広い分野で資料収集をしています。昭和天皇にご進講し、粘菌の標本をキャラメルの箱に入れて献上した話は有名ですね。

     献上キャラメル箱 
      献上キャラメル箱と同形の物

熊楠は慶応3年(1867)に和歌山城下に生まれ、8歳で 『和漢三才図会』 105巻を筆写したというのです。その前後に 『本草綱目』 『諸国名所図会』 『大和本草』 も筆写していたというのです。

  和漢三才図会  和漢三才図会熊楠
     『和漢三才図会』             熊楠の筆写

17歳で大学予備門で夏目漱石や正岡子規と同級生となり、2年後に渡米します。米国を西から東に横断し、25歳でロンドンに渡りました。大英博物館の図書館で民俗学・博物学・旅行記も筆写し、33歳で帰国します。

帰国後は和歌山の熊野・那智・田辺と移り住み、粘菌や隠花植物の研究をしています。民俗学では柳田國男と交流を持ち、神社合祀と森林伐採に反対しました。

   柳田から熊楠への手紙 
    柳田國男から熊楠への手紙

熊楠は記憶力・語学力が飛びぬけているともいわれ、幼い時の和漢三才図会の筆写は、子供の手とは思えませんね。

『南方熊楠随筆』 に書かれている 「伝吉お六」 を読んでみると、この話の内容を知っていましたが、熊楠はこの話の伝来から書かれている時代と書籍、更には外国の類似の本数冊と内容を紹介しています。

熊楠の日本語・英語の筆写の細かさにも驚かされ、勉強するとはこういう事なのかと思い知らされましたよー

     熊楠ディスマスク 熊楠ディスマスク

熊楠の学びは、情報源から筆写、抜書、様々な情報をリンクさせ腹稿から原稿作成するというのですが、これは現代のインターネット内の情報取り出しと似ているとまとめられています。

50年前に兄から南方熊楠のことを教えて貰っていたのですが、今回 展示物を見て改めて凄い人物が150年前の日本に誕生していたことを知りました。







▽コメント

 

国立科学博物館羨ましい展示ですね、
寺田虎彦・正岡子規と南方さんと大好きです。

 

昭ちゃんは、やはり熊楠を好きなのですねぇ。
姐さんも熊楠は凄い人だと思っていたけど、今回の資料を
見て改めて頭が良いだけでなく、努力を惜しまない人なのだと
思いましたよー

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小千住生まれ、大千住育ち 江戸が大好きなおきゃんな中年増で~す。
江戸文化歴史検定1級取得


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