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日向ぼっ子の大江戸散歩

現代のルーツ江戸を学んで今を探る

昭ちゃんからのメール?!

九州の昭ちゃんから 「日支事変の勃発した日の号外と夏だった思い出に比較できない強烈さです」 とメールが来ました。

昭ちゃんは昭和2年生まれなので、日支事変のはじまった日が昭和12年(1937)7月は10歳の少年で、六本木に住んでいました。

     B29と富士山 (昭ちゃんのコメントに詳細が・・・)
サイパンから飛び立ったB29は富士山を目指して飛び東へ向かうと東京です

中国との戦争の端緒は、盧溝橋での日本軍と中国国民革命軍の衝突ですが、号外を見た10歳の少年の心にも強烈な印象を残したのですね。

昭ちゃんは、現在俳優座がある場所にあった三河台小学校に通学していました。

「日支事変が始まると、戦死した遺骨迎えに全校生徒が歩道に並びました。やはり麻布赤坂は軍都でした」 とメールは続きます。

     2.26事件新聞記事
     2.26事件の新聞記事

「昭和13年になると一連隊(本当は赤坂区ですが)三連隊(麻布竜土町)の戦死者の遺骨が、続々と帰ってきて小学校の講堂が安置所になりました」 

「英霊と呼ばれた白布で包まれた箱を一台で一つづつ戦友か家族が首から提げ、、、(遺骨の)通過時は最敬礼をするので正直記憶に有りません」

「学校では 『故〇〇軍曹』 とか書かれてあり、字の読み方が解らないので 『どうして ゆえ と読むの』 と父に聞くと 『あれは亡くなった人につける名前で、こ と呼ぶんだよ」 と教わりました。

10歳の少年が 「故」 の字を 「ゆえ」 と読めるのも、戦前の漢字教育は現代より勝れていたのかも。

     2.26事件
     2.26事件で連隊に帰順する歩兵第3連隊の兵士たち

昭和15年(1940) 「皇紀2600年の行事」 でまだ湧きあがっていました。「祭りは終わった  さあ働こう」 こんな標語もありましたよ。

日米戦争が始まる1年前の日本では、一時のお祭りムードが世間に広がっていたのですねぇ。

私(昭ちゃん)がよく遊びに行った芝田村町に有った 「飛行館・いろいろな航空機関係の展示」 の屋上に 「勅命下る 軍旗に手向ふな」 のアドバルンが揚がった写真です。

     アドバルーン
     飛行館からのアドバルーン

盧溝橋事件が7月7日で、その月末に通州事件がありました。

通州事件を昭ちゃんのメールではじめて知ったのですが、中国軍が日本人居留地を襲い虐殺と男女を問わず遺体を凌辱した事件とされていますが、ヒナが今まで読んだ戦史からは見ることが出来ない事件でした。

2.26事件の時は、赤坂の料亭幸楽にも反乱軍が入った話をお父さんから聞いたそうですし、皇道派だった香椎中将が戦後九州へ移住し炭鉱の倉庫番をやっていた新聞記事を読んだとも書いています。

そして 「やはり太平洋戦争までは物資の不足が有ったけれど 『対岸の火事』 の感覚でしたね」 と昭ちゃんは戦争の始まりの記憶を書き送ってくれました。

その時代を生きた人の証言をヒナだけが知るのではなく、一人でも多くの人に知ってもらいたいと思って、昭ちゃんの了解を得て書きました。

90歳の昭ちゃんは、メールだけでなく写真資料も郵送してくれました。
昭ちゃんありがとう(^-^)/








▽コメント

 

 強烈な記憶を近現代史の中で繋げてくれる
姐さんに感謝です。
 地下鉄銀座線「赤坂支所前」から「薬研坂」付近に
「高橋是清記念公園」があったようですがもう整地したのかなー
 昔の大人が読む雑誌でもルビがついているので
子供でも結構読めましたよ。

 

昭ちゃんの記憶が上手く表現出来たら、良かった^-^/
赤坂支所前は現在は青山一丁目か赤坂見附駅に
駅名が変わっていますが、高橋是清記念公園は、
薬研坂の近くに現在もありますよー^^

 

 追伸
突然富士山の写真を、、、
誰でも日本の象徴である富士山は好きですよね、
ところがメル友のお母さんが大嫌いで見るのも嫌だったそうでした。
「昭ちゃんどうしてでしょー」っと話がでました多分私と同年配でしょー
住居は甲府とか、
 富士山で東に曲がるBー29の爆音を昼夜の区別なく
聴いていた事でしようし2時間もたたないうちに東京の焼ける炎が雲に
反射したり昼間なら煙の流れるようすが、、、 私の話で納得とか。
 ちなみに7月の甲府空襲時には
西の雲が赤く染まりました。

 

姐さん有難う屋敷跡でしょね、
反乱軍が歩いたコースが解かりますね。

 

昭ちゃん、高橋是清公園は屋敷跡でしょうねぇ。
富士山の写真の脇に、昭ちゃんのコメントを読んでもらうように
注釈を付けました。

 

 傍受されるので「空襲警報発令」と同時に
ラジオ放送は中断されますがもう爆音が聞こえます。
 このコースで驚いたことは先導機が途中から別れ
房総方面から侵入し誘導していることです。

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Author:日向ぼっ子
小千住生まれ、大千住育ち 江戸が大好きなおきゃんな中年増で~す。
江戸文化歴史検定1級取得


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