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日向ぼっ子の大江戸散歩

現代のルーツ江戸を学んで今を探る

笑った分だけ怖くなる?!

昨日は、シアター1010で上演された白石加代子と佐野史郎の朗読劇を観ましたよ。昨年 白石さんの一人朗読劇を観て感動したので、今回も期待していました。

       白石加代子1

筒井康隆の 「乗越駅」 という作品は、一人朗読劇とは違いは二人の掛け合いや変化があり、笑いを誘う面白い中に恐怖を秘めた作品です。

無人駅と思い改札を抜けようとした男が駅員に呼び止められ、言葉尻を捉えられて執拗にいじめられ、最後に駅員の上司が作った子猫のスープを飲まされるという筒井作品らしい展開でした。

2作目は井上荒野作 「ベーコン」 で、娘が亡母の浮気相手に引き寄せられるのですが、最後に娘が結婚を報告して、男の作ったベーコンの燻製を食べ、婚約者ではなく男に気持ちが引き寄せられることを表現しているのだとは思うのですが、脚本なのか表現なのか伝わりにくいものになっていました。

帰りの観覧者の中から 「2作目は詩的ね」 と言う声が聞こえたのは、ちょっと違うかなと思ってしまいましたよ。

井上荒野という人を知らなかったので、調べると、名前が 「こうや」 でなく 「あれの」 と読むこと、共産党を除名された硬派の作家井上光晴の娘だったこと。

「ベーコン」 は、人の気持ちが動くときは日常的行為の食べることが影響すると、表現しているらしい作品だということが解りましたが、脚本としてはこなれていないのかも知れません。

白石さんの表現力は見る度にすご~いなぁーと思いますね。そこに受けて立つ佐野さんも上手い役者さんです。

朗読劇は、普通の芝居のように背景の変化や出演者が多くないので、演者の力量が不可欠ですねぇ。

今年も1010シアターの友の会に入会している友人がチケットを取ってくれたので、前から 4番目の演者の息が掛かるほどの距離で楽しめましたよ^^







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Author:日向ぼっ子
小千住生まれ、大千住育ち 江戸が大好きなおきゃんな中年増で~す。
江戸文化歴史検定1級取得


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