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日向ぼっ子の大江戸散歩

現代のルーツ江戸を学んで今を探る

待てば甘露の日和あり?!

友人が、11月に千住の劇場で開演される白石加代子氏と佐野史郎氏の芝居の切符を取ってくれた。最近は自分で動かなくても観たいもの、読みたい本が自然とやって来るのですよ。

       白石加代子

3日ほど前 宗教学者の山折哲雄氏の著 『「ひとり」の哲学』 を読む機会も偶然やって来た。表題の哲学にちょっと読むのを躊躇ったが、内容は親鸞・道元・日蓮を主軸にした13世紀鎌倉時代の新興の宗教の起源という趣でしたね。
       
歴史の中でも宗教に関することは、理解するのが難しい。

明治政府の愚策の一つ、廃仏毀釈で寺と神社が分かれてしまい、江戸時代までの宗教の形が変化してしまっているのではないかと思っているのですよ。

日本人が古代から持っていた土着の宗教と仏教の結び付きは、神仏習合という形で日本人に受容されたのではないかと思っているのです。

        ひとりの哲学 山折哲雄

江戸の穢多頭 浅草弾左衛門を調べているときに、穢多地域には必ず白山神社が鎮座している疑問から、白山神社を調べたことがあったのです。

白山神社の起源から、分布、山岳信仰と比叡山との拘わり、真宗を中心にした加賀の覇権争いが加わり、果ては祭神の菊理媛は古事記には出てこないが、日本書紀に一ヶ所だけ書かれていて、渡来系氏族の秦氏の信仰からではないかともいわれています。

日本の仏教は、飛鳥時代に伝来し、空海の真言宗と最澄の天台宗から形作られ、鎌倉期の新興の宗教発展の起源が分からなかった。親鸞が下級公家の出、道元は上級公家の出身で、日蓮は自称 海辺の旃陀羅の子。

分からないことは、いづれ解きほぐせる時が来るだろうと置いておくと、ヒントがやってくるのですねぇ。

親鸞のひとりは懺悔から阿弥陀如来への帰依、道元のひとりは禁欲から無へ、日蓮のひとりは議論から幕府への批判と予言へと鎌倉期の宗教者と13世紀という新たな宗教の始まりを教えてくれる書なのです。

本の読み方は人それぞれ、宗教家が書いたものでも歴史書として読み、本の中から何を汲み取るのかは、読む人の感覚なのでしょうねぇ。






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Author:日向ぼっ子
小千住生まれ、大千住育ち 江戸が大好きなおきゃんな中年増で~す。
江戸文化歴史検定1級取得


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