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日向ぼっ子の大江戸散歩

現代のルーツ江戸を学んで今を探る

幻の共和国?!

GWで何処へ行っても人、人、人ですねぇ。銀座へ会社の女子3人でランチに行きました。

友人が選んでくれた場所は、三笠会館のイタリアン。美味しい物を頂いた後は、中央通りの松坂屋後に先月オープンした 「GINZA SIX」 を覗いて見ました。

鱸 フィットチーネ

屋上庭園へのエレベーターは上下とも並んで順番待ち、屋上には人工的庭園が広がっています。木々や草花が未だ馴染んでいないので、人口感一杯です。

新しい建物や格安店も出来た銀座は様変わりして、若い頃のイメージからドンドンかけ離れて行きますよー

屋上庭園1 屋上庭園

今日は憲法記念日で70年の今年は、いつもの年より憲法に関する報道が多いですね。

1946年1月GHQは突然、伊豆大島に日本からの独立を命じます。驚いたのは大島の住民でした。

日本を離れて独立国を作ることに不安を感じながら、6ヶ村の村長が何をすべきか議論をする中で、元村村長の柳瀬善之助は憲法の制定を提案します。

    屋内 中央吹抜けの造りは、30年前のシンガポー
                             ルのショッピングセンターのようです


大島の当時の人口は1万人程、独立を命じられてから2ヶ月で 「主権島民、万邦和平」 を柱とする憲法を作成しますが、それから2日後GHQは 「行政分離解除」 として、独立することは無くなりました。

大島の憲法は、議会を中心に執行委員会を設け、島民がそれらを見守る共和制を謳っていました。

戦争中 大島は本土防衛の拠点とされており、急な独立は米国領とすることだったのか、意味する処は不明です。

     稲荷 屋上の靍護稲荷大明神

日本憲法はGHQからの押し付けといわれますが、近衛文麿はGHQから憲法作成を命じられ、草案をGHQに提出しますが、GHQから一蹴されてしまいます。

近衛は憲法草案を命じられた時、自分は軍事裁判を免れたと安堵したという話もあります。近衛文麿の祖は藤原氏北家 藤原房前で、3度総理大臣になりました。

1945年12月 近衛は巣鴨拘置所への出頭を命じられた明け方に、青酸カリで服毒自殺をします。

同じ頃 憲法学者 鈴木安蔵を中心に7人の学者によって 「憲法研究会」 が作られ、1945年12月草案をGHQと日本政府に送り届けます。日本政府は全く反応しませんでしたが、GHQは草案の一部改訂で使えるのではないかと絶賛します。

只、女性の人権に関して希薄だったようで、GHQは独自の日本憲法作成のために極秘に25人の米国人を集めます。

人権問題に関わったのは、オーストラリア生まれのユダヤ人で、戦前に日本に居住し、15歳で米国へ留学したベアテ・シロタという女性です。

ベアテは日本女性の地位の低さを引き上げる24条を起草しようとしますが、日本政府とGHQのすり合わせの段階で、日本政府は日本には合わないと大議論となります。

ベアテの上司がそれを制し 「個人の尊厳と両性の本質的平等」 は起草されることになりました。

憲法研究会の中心であった鈴木安蔵は、戦中は軍に迎合した書を数冊著したことに負い目を感じ、戦後は自分を正すが如く、憲法作成に心血を注いだと家族は告白しています。

護憲か改憲かと憲法について国民投票のとき、一時の風潮に流されることなく、政府や政党、マスコミの扇動に惑わされず、憲法を理解して判断が出来るのか?? 

自信を持って投票できますか。





▽コメント

 70年目の憲法記念日

ヒナさん、こんばんは。
GINZA SIXに行かれたのですね。銀座も益々変化して行きますね。私は昔の昭和の時代の、いわゆるギンブラと呼ばれた街並みの方が好きかな。松坂屋閉店の際、百貨店の時代は終わったなんて宣言してましたが、なんとも寂しい評価です。
憲法記念日の首相のビデオメッセージは予想以上に踏み込んだ内容でした。憲法を改正できるのは総理大臣でもなければ自民党でもありません。国会です。そして、それよりも何よりも国民のはずです。
高校教育まで教育の無償化を広げるのに何故に憲法改正が必要なのか。現憲法下でも教育の無償化はできるはずです。改正の本丸は9条の書き換えですね。この本丸を完成させるために、教育の無償化を引き合いに出してると思わざるを得ません。日々の情報の中で我々は真の事の本質を透けて見る眼を養う必要があるように思われます。

 

袖萩さん、銀座は高級感と落ち着きの街という感じが良かったけど、
今ではな~んかねぇ?って感じですね。
2020年に新憲法の発言には、ビックリですよー
今が後の世から見ると、歴史の転換期??
マスコミ報道を見ていると、権力に擦り寄っているのは、戦前と
変わらないような?
本質を見極めることが出来るのか、心許ない限りです^^;

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Author:日向ぼっ子
小千住生まれ、大千住育ち 江戸が大好きなおきゃんな中年増で~す。
江戸文化歴史検定1級取得


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