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日向ぼっ子の大江戸散歩

現代のルーツ江戸を学んで今を探る

古き良きものを?!

上野の国立博物館庭園が春の公開をしていますので、昨日行って来ましたよ。

    国立博物館
       奥立博物館本館の裏側 池には花筏

国立博物館の本館が寛永寺の本坊があった場所ですから、寛永寺の庭であったようです。5棟の移築された茶室やソメイヨシノ、オオシマザクラが未だ咲いていました。

    五重塔

綱吉が没後法隆寺に奉納したとされる五重塔、5棟の茶室は春草盧・転合庵・六窓庵・応挙館・九条館、第二回内国勧業博覧会の碑や、寛永寺の名残りのような有馬家の墓石があります。

春草盧は河村瑞賢が淀川改修工事際に建てた休憩所で、その後大坂へ更に横浜の三渓園から所沢を経て、昭和34年にこの地に来ました。

     春草盧 春草盧

転合庵は、小堀遠州が桂宮から茶入「於大名」を賜った折に、披露のために京伏見の六地蔵に建てた茶室です。京大原の寂光院を経て昭和38年に移築された二畳台目向切席は遠州好みといわれています。

      転合庵 転合庵

六窓庵は慶安の(1648~1652)4年の間に奈良興福寺慈眼院に建てられたもので、明治10年に移築されています。第二次世界大戦時には解体され、戦後 数寄屋の名工の手によって再建されました。

応挙館は、尾張の明眼院の書院として寛保2年(1742)建てられ、円山応挙が眼病を病んで明眼院に滞在したときに、床張付と襖絵に松竹梅を描いたといわれています。

      九条館 九条館

九条館の床張付は狩野派で楼閣山水図が描かれ、欄間はカリンの一枚板に家紋の藤花菱の透かし彫りが施されています。

六窓庵・応挙館は閉ざされていて中を見ることが出来ないのは残念でしたね。

今回は5月7日(日)まで開放されています。秋の紅葉の季節にも開放されるそうですので、国立博物館へ行った折には覗いてみては如何でしょう。

       鍵屋

その後 安政3年(1856)創業の根岸の居酒屋 「鍵屋」へ行きました。建物は大正時代のもの、カウンターと上がり框が2席で、女性だけの入店は禁止の居酒屋です。

頑固なオヤジさんと偏屈な女将さんかと思ったら、気の良いお二人。

呑みが進んで女将さんに 「どうして女性だけの入店禁止なのか」 聞いて見ると 「先代女将の遺言で、男は女を守ること。なので男が女を連れて来る」 という話でした。

何かこの辺は古き良き時代の名残で、女性はお酒をご馳走になるのが良いらしいと勝手に解釈 ^-^

ここの名物 「ウナギのくりから焼き」 は一人1本、煮豆腐も美味しかったですよー






▽コメント

 上野の思ひ出

上野は昭和の江戸という雰囲気がして好きな街です。上野を歩くと四方八方に江戸が散らばっていますね。
私も母も根津神社が大好きで、二人でよく行きました。根津神社での参拝が終わると、根津金太郎飴に立ち寄り、味噌煎餅と飴を購入してから上野へと出ます。昼食はいつも上野風月堂パーラーでのランチです。ここで母を待たせ、私は湯島の和菓子処「つる瀬」へと向かい「ふく梅」と「豆大福」を2個づつ買って来ます。その後、二人で上野松坂屋へ移動。デパブラしたり、夜食の和惣菜を買ったり。上野松坂屋もかつては江戸情緒ある百貨店でしたが、大丸と一緒になり改築。江戸の面影は半減してしまいました。
最近は母も足が弱り、なかなか遠出も厳しくなりました。独りで根津神社を訪れて母の分もお願いしています。

 

袖萩さん、ヒナも上野は馴染の地域です。
以前はデパートといえば、松坂屋でしたが最近は全く行きません。
根津神社もそろそろツツジの季節になりますねぇ。
江戸時代根津神社のどの辺りが、岡場所だったのかと
行く度に見てしまいます。

 根津遊郭と洲崎遊郭

ヒナさん、こんばんは。
根津神社境内の躑躅は徳川綱重が屋敷の庭に植えた事に始まるようですね。
ところで、根津遊郭は門前に、根津神社の参道の大鳥居の真ん前に形成されていたようですね。
明治15年の調べでは、娼妓数が吉原は1019人、根津は688人。吉原に次ぐ遊郭であったみたいですよ。その後、東京大学の移転にともない江東の洲崎に移るのですが、当初は吉原に吸収合併を望んだようですが人員の関係でとても無理な話。そこで目を付けたのが深川洲崎十万坪。池波正太郎先生『剣客商売』の『深川十万坪』に出てくる秋山小兵衛が連行されて一戦交える場所ですね。
洲崎遊郭は洲崎パラダイスとして一世を風靡し、新珠三千代・三橋達也主演の映画のロケにもなったようです。

 

袖萩さん、根津の岡場所は洲崎に移転しますね。
江戸と明治では遊女の扱いや名称まで、変わりましたねぇ。
現代は出張型になったことで、妓がかなり危険に晒されています。
遊廓を肯定する訳ではないのですが、妓を守る上では必要悪だったかも。

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Author:日向ぼっ子
小千住生まれ、大千住育ち 江戸が大好きなおきゃんな中年増で~す。
江戸文化歴史検定1級取得


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