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日向ぼっ子の大江戸散歩

現代のルーツ江戸を学んで今を探る

無秩序?!

買い物に行く度に物価が上がっていることを実感しますね。年金はマクロ経済スライドで年金額が減る一方です。

政府は物価上昇に伴って、働く人の賃金を上げる要求を企業にしますが、年金は実質減少で老人は早く死ねとでも、現代版の姥捨て山現象かも。

   打ちこわし

国会に出席しなくても給与以外に、非課税の文書通信交通滞在費が月額100万円も支払われる国家議員は、自分たちの報酬には一切手を付けないのね。訳の分からない国会議員を当選させる国民も酷いけど。

江戸時代なら一揆や打ちこわしに行きたいくらいですよ。

打ちこわしには、放火や略奪行為は厳禁で、高度な規律に基づいたルールで破壊行為を行っていました。

天明3年(1783)の飢饉の影響で、米価は急騰し売り惜しみする商人たちが続出しました。施米要求を拒否する米商が打ちこわしの対象になったのです。

北は千住から南は品川と打ちこわしは江戸全域に広がり、幕府は手が出せない状況になってしまいます。

京橋南伝馬町を襲った集団は、鉦や拍子木で合図し中休みをしながら打ちこわしを行ったといわれています。

打ちこわし勢による火付けの厳禁は、米商や富裕者に対する制裁が目的で、関係ない隣家を巻き込む危険性がある放火は厳しく規制されました。

飢餓状態であった打ちこわし勢には、米商でまき散らした米は欲しいものですが、盗みを働いた者は打ちこわしのメンバーから制裁が加えられました。目的が社会的制裁だった為であり、無秩序でなかったことから民衆の共感を得ることが出来のです。

一揆では守るべき項目を書き上げた一揆契状があり、条項を破った者には連判した者全員でその者の家に行き徹底的に打ちこわしを行い、親子・兄弟でも容赦しないと記されていました。

一揆、打ちこわしにも規律があり、発生場所により打ちこわしの対象が米屋・春米屋(ツキマイ)・質屋・売女屋・旅籠屋があったといわれています。

現代の若者の回転ずしでの行為や無茶な煽り運転の仕業を見ると、打ちこわしをやったら盗み放火などを、やりかねない無秩序な行為に走るでしょうね。





根拠のないものばかり?!

コロナが5月に2類から5類へ感染症分類を変更することが決まりました。100年前のスペイン風邪の終息が3~4年でした。

治療薬は使用制限があるようで一般に普及されていない現状で、致死率を考慮したのか、欧米諸国の動向からか、科学的データのエビデンスがイマイチ分からず、5月の広島サミットに合わせてなのかと思ってしまいます。

     ヤルタ会談

森喜朗氏がロシアのウクライナ侵略でロシアが負けるはずないと、侵略国家を擁護する発言をしましたが、負けない根拠は何なのでしょうか?この人も根拠のない発言で世間を騒がせますね。

一説にウクライナへ侵攻していなければ、日本へと考えていたというのも、あながちフェイクではなかったかもと思ってしまいます。

ヤルタ会談でのスターリンとルーズベルトとの密約で終戦間際に参戦したソ連が獲得した北方四島の返還は、元首相たちがプーチンを友人だと公言しても返還は進展せずに逆にいい様に利用されたような気がします。

森氏は前任首相が急逝され、自分を含めた5人で密室談合で首相になったといわれていましたが、1年程で辞任したのは危機管理のお粗末さでしたね。

五輪委員会での女性蔑視発言で委員長を辞任と、口を滑らせるのか口が軽い人だと感じます。議員を辞めても元首相という肩書きで、未だに大きな会合に呼ばれ演説しているのですねぇ。

戦は人類が稲作文化を選択したからという説があります。農業の発達によって必要以上の食料が供給されるようになると人口爆発が起こり、新たな農地や水脈を求め境界を侵し合うことが戦争に結び付いたというのです。

日本は昭和初期の恐慌時、新天地を求めて満州に進出しましましたが、今回のウクライナ侵攻はウクライナがNATOに加盟するとロシアの安全が脅かされるから占領するというもので、占領して脅威がなくなるのでしょうか?

フランスの哲学者の言葉に「人間は執着に弱く、執着すると幻想が生まれる。その幻想によって上手く行くのではないかという願望思考を正当化する。人間とはそういうものなのだ」と。

この言葉は、太平洋戦争の日本軍とプーチンの思考に類似しているように見えるのですが。プーチンはナポレオンの侵略時や、ヒトラーのソ連侵攻で勝利した幻想があるのでしょうか。

コロナは4年目、ロシアのウクライナ侵攻は2年目になりますが、どちらも早く終息して欲しいものです。





日本文字の危機?!

先日お祭り好きな人に天下祭りについて書いたレポートをあげると、中に書いてあるイザナギ・イザナミ・スサノオについて知りたいというので、古事記の現代文から書抜きをしました。

現代文を読んでいると原文が気になり、調べると漢字の羅列で何とか分かることもありますが、分からない読みも多いのです。

     abcd.jpeg

漢字や漢文、くずし字が読めないのは戦後教育の不備だと思うのですが、GHQの押し付け教育改革だと思っています。

教育改革にはGHQの要請でアメリカ教育使節団が、日本国内の視察と教育関係者の聞き取りから報告書としてまとめられたものが採用されたというのです。

修身は服従心の助長に向けられたとして否定され、社会生活の理解と個人の自覚を訴える教育を社会科として誕生させ、アメリカの教科書を参考とするものでした。

国語教育に対しては、国民生活でローマ字の採用を勧告され、日本の国粋主義は漢字文化が元になっていると主張し、この意識を民主的に変えるには漢字からの脱却だといわれてしまいます。

日本人にもローマ字推進グループが居て、使節団に強硬に働きかけたとの説もあるようです。

使節団は教育現場だけでなく日本社会全体が、漢字や仮名をやめてローマ字にすることを訴えいたといわれています。

使節団に対応した東大学長の南原繁らが、この考えに異議を唱えたことで小中学教育のカリキュラムの一環となったというのですが、昭和21年(1946)11月には、さしあたって用いるものの意がある当用漢字1850字が告示されました。

その後GHQ内部や国内のローマ字論者は、日本人の識字率は高くないのだからローマ字導入は、今がチャンスと主張し続けます

昭和23年(1948)国立国語研究所とGHQは全国の老若男女1万7千人を対象に、識字率と漢字の理解度のテストを行いました。

結果は、90点満点で平均点78.3点、文字の理解の問いに対する答えは間違っていても識字率はほぼ100%でした。平均点が50点以下ならローマ字社会になっていたのではと、いわれています。

これには裏話があり、問題を作成した国語学者たちは平均点が上がるように、難しく見えるがやさしい問題を出していたと言う者もいたとか?

アメリカ人は漢字や仮名文字の流麗さを理解していないということでしょう。

当用漢字のお陰で、江戸時代の古文書や漢文を簡単に読めなくなったことは否めません。

因みに、きらきら星の曲の「ABCの歌」を日本に持ち込んだのは、中浜万次郎ことジョン万次郎だそうですね。






戦後の政治?!

新年が始まって早2週間、先週は藤井五冠と羽生九段の王将戦を観ていましたが、2日目の中盤まで拮抗していた戦いは、藤井五冠がスルスルと勝機に持って行きましたよ。若いのに先読みが凄いと思わせる戦いでした。

拮抗しているものと云えば、55年体制の自民党と社会党がありましたが、社会党は解党され消滅の危機になったのは何故と思っていました。

      対立軸の昭和史

戦後直ぐには社会主義の連立政権が誕生しましたが、9ヶ月で総辞職をとなり潰れます。社会党の悪しきことは、内部で右派と左派が常に揉めていたのです。

社会主義の目的は富の公平な分配と主張するのですが、隣国のロシアや中国を見ると一部の者の富と権力の支配ですね。

日本は高度成長期に一定の豊かな社会を作り上げた中で、社会党の左派は常に社会主義の幻想を抱いていたのです。

冷戦下でソ連や中国は経済的に遅れ、自由や民主という概念のない社会主義は先進諸国にとっては魅力がないものとなりましたが、社会党の左派は頑固にもその思想を崩さず現実の日本社会と乖離して行きました。

社会党左派とは、労働組合出身者で労働組合を背景に当選した者たちです。昭和40年代はじめ30代の代議士は、軍国主義を批判しながら5.15事件と2.26事件の概要すら知らない似非軍国主義批判者だったという話もあります。

1990年代に社会党は一時ブームを引き起こしますが、新党の台頭と共に浮沈を繰り返し沈んでしまいました。

今 何故社会党のなのかというと、訳の分からないN党の議員や真逆な政党への鞍替え議員、宗教を背景にのし上がる議員、思想など持たない、議員を職業とするだけの者が多いことへの腹立たしさと、政治とは何かを知らない私たちへ教えてくれるものがあるかと思ったのです。




新しい年での思考?!

年も明けて今日は人日、七草ですね。二週間遅れのロシア正教のクリスマス停戦を言い出したプーチンに、ウクライナが応じないのは当たり前だと思います。

      歴史の逆流

年末年始に読んだ本に、現代への疑問を教えてくれる一冊がありました。早稲田の法務教授と法政の政治学部教授と東大の近現代史教授の鼎談です。

東大の歴史学教授は、菅前首相に学術会議で拒否された一人で、拒否される前はNHKで近現代史についての出演をよく見ましたが、最近は見掛けなくなりました。

安倍・菅政権の見方、信教の自由と政教分離と政治への関与、コロナ禍での対策、政治をする人の選び方、この本に提起されている問題は現代の私たちが考えなければならないものです。

日本が仕掛けた日中戦争とロシアのウクライナ侵攻が類似していることは、近現代史を学んでいると理解出来ます。日本陸軍は国内のインテリ向けに「中国は条約を守らない国」と云い、農民に対しては「日本は土地が狭くて人口過剰である。満蒙の沃野を頂戴しようではないか」と農村に物欲で扇動し、昭和恐慌で貧農にあえいでいた脱出の術になったというのです。

国を動かす人の言葉を鵜呑みにすることはないと思わせる時代だとは思うのですが、いざとなった時に戦前の国のプロパガンダに躍らせれたようにならないと言えるのでしょうか?

私が今まで疑問に思っていたことの問題を晒し出してくれた本でした。本の中での重要な部分の抜粋を試みましたが、中々難しいので興味がある方は読んで自分の考えを持って欲しいと思います。





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Author:日向ぼっ子
小千住生まれ、大千住育ち 江戸が大好きなおきゃんな中年増で~す。
江戸文化歴史検定1級取得


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